2014年02月16日

米海軍 ACU





どうもきぱりすです。





今回は米海軍について調べてました。


米海軍はNWU迷彩(青いやつ)をよく使っていますが、たまにこういうのを見かけます。


米海軍 ACU


ACU(UCP)を使ってる海軍兵士です。


そもそもACUとは「アーミーコンバットユニフォーム」の略で、

それはUCP(灰色デジタル)とOCP(俗にいうマルチカム)

の二つがあります。


よくOCPの名前が「ACU」という名で売られたり呼ばれたしていますが、


「合ってはいるけど少し違う」といった感じになりますね。


さて、それでは何で海軍が陸軍の服を使っているのか


調べてきました。



元々軍部にはIA
(Individual Augmentee/インディビジュアル アグメンティー)
というものがあります。


概要

 元々、軍内では既に
存在していた任務(職務)制度ですが
9・11以降に始まったアメリカによるイラク侵攻後、
劇的にIAが増えました。
「augmentee」の「augment」とは
基本的には「増加、拡大させる、増補する」という意味です。

IAは
自分の所属ブランチ関係なく
人員不足、人員増加が
必要なコマンド、ブランチへ
TAD/TDYとして
任務に就くことです。

現状では、
イラクやアフガニスタンにおける前線での
陸軍人員が必要なので
主に空軍、海軍がIAとして
その「人員増補」の為に派兵されています。

例えば、
現在働いているコマンド(船、陸勤務等)から
IA人員に2名派兵しなさいという任命が下された場合
まずはIAに就きたい「希望者」を募る場合もありますが、
希望者制を取らない場合、もしくは希望者がいない場合
「命令」として選ばれた軍人が派兵されます。

そしてIA任務が無事、終われば
また、その元にいたコマンドへ戻ることになります。

トレーニング期間も含め、通常は1年前後の
TAD/TDYとして派兵されるようです
(延長されることも多々あるそうですが)。

今は
TAD/TDYだけに限らず
これらIAの「空き枠」も
通常のPCS先リストに含まれています。

IA任務に就くことは
金銭的、軍人のキャリアとしてプラスに
なる反面、
戦地での危険性、
残された家族、派兵されるADにとっても
精神的、体力的にとても辛いことですね。

またIAは
この長引く戦争、増え続ける米軍人犠牲者、世論、
トレーニング不足のままの派兵、膨れ上がる軍事予算等から
物議をかもしだしています。



とのことです。





補充用員らしいですね。




階級章は所属ブランチの物を使うようです。


ただし、空軍では色が似てるせいかUCPの服に

ABUの階級章やネームタグを使ったりもしているところも見受けられます。


部隊章などは配属された場所のパッチなどを使っています。


今のところ、IAは陸軍や海兵隊に派兵されてるようですが、


逆に陸軍や海兵隊が空軍や海軍に行くことは無いようです(個人的にそれはないかなとは薄々思ってますが・・)


情報量が多いアメリカ軍でも、まだまだ謎なことばかりですね・・・もっとお勉強せねば



というわけで、まとめましたので今日は終わりにします。







Posted by きぱりす  at 00:01 │Comments(0)

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